倉敷を知る【真備エリア】

お役立ち情報TOP岡山エリア情報 倉敷を知る【真備エリア】
メイン画像

真備エリア

倉敷市の北西部にあり、玉島地区の北部にあたる地域で総社市とともに総社圏域を形成しています。倉敷市や総社市のベッドタウンとして急速に人口が増加し、地域東部はスーパーマーケットなどの出店が相次ぎ激戦区となっています。

農産物としてはタケノコがあり、県内を代表とする産地です。

 

歴史と文学が織りなす軌跡、やさしい時間が流れるエリア

倉敷市の北西部にあたり、同市玉島地区の北部、および総社市の南西部になり、総社市(旧総社市・清音村・山手村)とともに総社圏域を形成しています。倉敷市や総社市のベッドタウンとして急速に人口が増加し、地区東部はスーパーマーケットなどの郊外店の出店が相次ぎ激戦区となっています。

竹林や田園が広がるのどかな風景。たけのこの生産地で、その生産量は県下一の真備町は、竹細工、竹炭、竹水を使った化粧品など新しい特産品作りにも取り組んでいます。古い伝統を大切に、新しい物を生み出す…その信念を中核に今も発展し続けています。また、奈良時代の政治家「吉備真備」が晩年を過ごし、ミステリー作家「横溝正史」が疎開していた事もあり、歴史や文学と繋がりが深い町でもあります。

 

まきび公園

1986年(昭和61年)5月に中華人民共和国西安市に吉備真備の記念碑と日本庭園が建立されたことを記念して、同年10月に開園しました。中国風の公園として設計され、園内には六角亭や門窓、竜頭などが配されているほか、植えられている樹木は中国で尊重される楷、柳、梅などで修景されています。

記念広場には、西安市に建立されている吉備真備の記念碑と同形の記念碑があります。そのほか、吉備真備一族の菩提寺といわれる吉備寺や墳墓もあり、周辺には舘址や産湯の井戸・琴弾岩などの遺跡や名勝があります。

園路をめぐりながら四季折々の風情が楽しめます。園内には自然の傾斜を生かして上の池、中の池、下の池の3つの池が配置されていて、これをつないで流水があり、下の池では竜頭から清流が流れ出ています。公園内には吉備真備の資料を展示するまきび記念館、特産の竹工芸の制作を行う竹工房、お茶や食事が楽しめるたけのこ茶屋があり、四隅がぐんと反り上がった屋根を朱色の柱が支える中国情緒が漂うまきび記念館には、展示室のほかに公園を望む休憩室があります。

 

吉備寺

吉備寺は箭田廃寺の跡に建てられており、礎石は現在、庭石に利用されています。この地の古代豪族・下道氏の一族で奈良時代の大臣・吉備真備を輩出した吉備氏の氏寺です。この寺院の南西に真備の祖父の墓と伝えられている場所があり、吉備様と呼ばれています。

このため、江戸時代初期までは真蔵寺という名であったが、元禄年(1688年 - 1704年)に吉備寺と呼ばれるようになりました。なお、現在の本堂等は江戸時代の建造です。脳病に効験があるといわれる「へちま封じ」と呼ばれる祈祷が行われる場所です。また、受験シーズンには奈良時代きっての文化人であった真備にあやかり、入学や就職の祈願で賑わいます。

関連した他の記事

お部屋探しのお役立ち

 
Copyright 2022 ABLE NETWORK OKAYAMA All Rights Reserved.