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岡山市南区ってどんな街？

岡山市南区は、世界有数の人造湖である児島湖を囲むように地域が広がり、東には旭川、中央に笹ヶ瀬川、南部に倉敷川が流れています。区域の約55％が干拓地であり、岡山市の中でも、農業の中心をなす穀倉地帯を形成し、岡山の米どころになっています。 米の他には、ムギ・レタス・千両ナス・レンコン・スイートピーなどの栽培も行なわれています。 南東の児島半島には、瀬戸内海国立公園の一角をなす、光南台の美しい景観もあり、人気のスポットです。路線は区内を北から西に通って南を回るJR宇野線に瀬戸大橋へ向かう、本四備讃線が走っています。この他、北部を国道2号岡山バイパス、干拓地の中を国道30号が通っています。

岡山市南区の生活環境

岡山市南区は市南側に位置する人口約16.8万人の区です。広さは中区に比べて大きいですが、岡山市の4区の中でも、人口密度が比較的高く、年少人口比率は4区中で最も高いです。そのためか、浦安総合公園、灘崎町総合公園などの公園やスポーツ施設が整い、子育て環境も充実しています。並木通りや臨港グリーンアベニューなど生活に潤いを与える身近な公園も点在しています。公共交通機関である電車は、JR瀬戸大橋線・宇野線の2路線、7駅があります。吉備西市駅・妹尾駅周辺のエリアでは、電車を利用する人も多いですが、そのほかのエリアでは車での移動が中心となっています。南区の中でも、市街地への通勤通学が可能な吉備西市駅・妹尾駅エリアが居住地として人気があります。

岡山市南区の歴史

南区の区域は古代、吉備の穴海と呼ばれる遠浅の海が広がっており、現在の児島半島は「児島」という島であったとされています。 灘崎地区には西日本でも屈指の縄文期の貝塚（彦崎貝塚）が存在しており、 江戸時代に入り、岡山藩池田氏による児島湾の干拓が行われ、当新田や興除新田などが開発されました。 締切堤防として1962年(昭和37年)に完成した世界最大級の人造湖・児島湖もあり、 倉敷下流域は、江戸時代から1950年代にかけて長い年月をかけて干拓地が造成しました。また、岡山市南区役所児島地域センター（岡山市南区北浦）は、昭和初期に児島郡甲浦村役場として建築されました。岡山市合併に伴い児島支所から児島出張所となり、平成１６年４月に児島支所に格上げになりました。現在も昔の姿をそのままにとどめ、甲浦学区に残る唯一の歴史的建造物です。

岡山市南区のスポット

南区は、買い物や遊びと家族の暮らしにフィットした、観光スポットの多いエリアです。

• 岡山市サウスヴィレッジ

  

  いちご狩りやぶどう狩り、トールペイント教室など様々な体験ができる。スペインの農家を模して造られた宿泊施設です。

• 岡山市灘崎歴史文化資料館

  

  JR宇野線「備前片岡駅」から徒歩5分、アクセス便利な場所にある、旧灘崎町内から出土した考古遺物と民俗資料を展示している資料館です。

• 山田グリーンパーク

  

  テニスコート、ソフトボール・サッカー場、軟式野球場、ゲートボール場、ローラースケート場、ちびっこ広場を有するスポーツ施設です。

• 児島湖

  

  児島湾の湾奥を締切堤防によって締め切って造られた人工湖です。かつては児島湾の一部でしたが、1959年に旭川河口の岡山港と対岸の児島半島との間に1,558mの淡水湖堰堤 (児島湾締切堤防) が完成し、児島湾の西部が淡水化されて児島湖となりました。

南区周辺マップ