毎日の生活の中で、ほんの少し気をつけることが生活費の節約になります。一人一人の努力は小さなことかもしれませんが、それが積み重なれば大きな数字となり、地球全体の環境にも影響します。まず、できることからはじめてみませんか?
わたしたちが実践できるライフスタイルにはどのようなものがあるでしょうか。わたしたち自身が実践できるものを並べてみました。
冷蔵庫の省エネは「詰め込まず、開閉を減らす」こと。熱いものは冷めてから入れることで余分なエネルギーが消費されるのを防ぎます。また、定期的に冷蔵庫を整理を行い、食べ残した食品の処理などをしましょう。
ものを詰め込みすぎない!
年間で電気43.84kWhの省エネ 約960円の節約 原油換算11.05L CO2削減量18.0kg
無駄な開閉はやめよう
年間で電気10.40kWhの省エネ 約230円の節約 原油換算2.62L CO2削減量4.3kg
開けている時間を短くしよう
年間で電気6.10kWhの省エネ 約130円の節約 原油換算1.54L CO2削減量2.5kg
温度を適切に設定しよう
周囲温度15度で設定温度を「強」から「中」に
年間で電気61.72kWhの省エネ 約1,360円の節約 原油換算15.55L CO2削減量25.3kg
壁からの距離に気をつけよう
上と両側が壁に接している場合と上と片側が壁に接している場合との比較
年間で電気45.08kWhの省エネ 約990円の節約 原油換算11.36L CO2削減量18.5kg
電子レンジを有効に使うとエネルギーの節約に繋がります。
野菜の下ごしらえはレンジを利用!
ほうれん草やキャベツなどの葉もの野菜を例にとって、ガスとレンジでの調理時のエネルギーの差を確認してみましょう。
ガスコンロ ガス8.32m³の省エネ 約1,250円 電子レンジ 電気13.21kWhの省エネ 約290円
年間差額 約960円の節約
原油換算6.57L CO2削減量13.9kg
炊飯器とレンジどっちがお得?
保温時間4時間が目安でそれ以上になるとレンジで温め直す方が使うエネルギーは少ないです。
少量の食品はレンジで調理
ホットココアやホットミルクなど1人分をつくるときなど少量の食品はレンジで調理しましょう。短時間でできるうえ、調理器具を洗う手間も省けます。
暖かいお湯がすぐに注げる電気ポットは大変便利ですが、長時間電気をつけっぱなしにもなってしまいます。保温は低めの温度に設定し、その都度沸騰させたり、省エネタイプに買い替えるのもおすすめです。
つけっぱなしに注意しよう
長時間使わない場合にはプラグを抜いてしまいましょう
年間で電気107.45kWhの省エネ 約2,360円の節約 原油換算27.08L CO2削減量44.1kg
コンロはちょっとした工夫が大きなエネルギー削減につながります。
炎は鍋底からはみでないように!
年間でガス2.38m³の省エネ 約360円の節約 原油換算2.83L CO2削減量5.5kg
同時調理のススメ
焼いたり、煮たり、ゆでたりする時、別々の食材を同時に調理しましょう。加熱時間の違うものは途中で取り出せば、おいしく短時間で調理が完了。時間もエネルギーも節約できます。例えば、パスタなら具材とパスタを同時にゆでてしまうことも。
ちょっとした手間が鍵です!
鍋底の水滴を拭き取ってから火にかけたり、蓋をして調理することはエネルギーの削減に繋がります。また大きな鍋底のやかんやお鍋を使うと効果的です。