初めての一人暮らしは、楽しさや期待の反面、不安もいっぱいです。賃貸生活をスタートさせる上で、知っておきたいルール。知らずにいて損したり、トラブルに巻き込まれる事のない様にしっかり、チェックしておきましょう!
日常生活に必要な家具や家電、雑貨は?
初めて一人暮らしをする場合、欲しいのものがたくさんあるのは当然ですが、最初は一番お金がかかるときです。まずは、生活できる最低限のものだけを買いそろえてみるのがオススメです。自分がどんな生活をしたいか分かってから、少しずつ揃えていく方が失敗も少ないです。家族や友人からもらえるものがあるなら、もらっておくと言うのも一つの手です。また、生活費を節約するためには自炊する事も必要になるため、最低限のキッチン用品も揃えておきたいものです。
買いそろえておきたい日常必需品
家具・家電
■最低限必要なもの |
キッチン用品
■最低限必要なもの |
雑貨その他
■最低限必要なもの |
部屋の設備が壊れたときは?
エアコンや給湯器など、もともと部屋に付いていたものは、契約時の書類に書いてある故障のあった場合の連絡先を調べ、連絡しましょう。玄関外の照明は共有部分にあたるため、家主か管理会社が修繕費用を負担してくれます。空巣に入られ、窓ガラスを割られた場合の張り替え費用も入居者の故意や過失と考えにくいため、家主が負担してくれる事があります。水漏れで階下に被害を与えてしまった場合は、原因が入居者にある場合は自己負担の可能性も高く、損害保険が適用される場合もあるので、入居時に損害保険等へ加入しておく事をオススメします。入っていれば、何かあった場合は、保険会社に連絡しましょう。
入居中の部屋のカギは複製してもいいの?
カギを複製する際は、家主に報告が必要です。物件によっては、家主から合鍵を何本かもらえる場合もあります。防犯上の理由等でカギを交換、増設したい場合も家主に相談してからにしましょう。交換費用に関しては、入居者の都合なら自己負担するのが一般的です。
隣と家賃が違うと発覚したら?
特に分譲賃貸や、部屋の大きさなど、部屋単位で家賃が変わる事はめずらしい事ではないので、そのことを理由に値下げをしてもらうのは難しいでしょう。土地同様、家賃もその時々の経済状況で変わっていきます。もしも納得がいかない場合は、契約更新時に交渉してみましょう。
うっかり家賃の支払い期限をすぎてしまったら?
契約書の内容と家主の判断により、延滞金の支払いや契約解除の理由にもなりえるので、できるだけ注意が必要です。うっかり1回忘れたくらいなら許してもらえる場合もありますが、やはり非がある事には間違いないので、くれぐれも忘れない様にしておきたいものです。
契約時の更新をきっかけに家主から家賃の値上げを告げられたら?
物価の上昇を反映したり、経済状況によって変更した場合や、契約書にあらかじめ記されているなど、正当な値上げ理由がなければ、拒否する事も可能です。契約更新とは、双方の合意があって成り立つものなので、明らかに家主の要求が不当で、提示された条件に不満があれば、交渉する余地はあります。
ご近所への挨拶って必要?
円満な賃貸ライフを送るためにも、入居時の挨拶はしておいた方が良いでしょう。同じフロアの左右隣や上下階の部屋に挨拶しておけば安心でしょう。家主が近所に住む場合は、家主への挨拶も忘れずにしておきたいものです。
住人同士の騒音トラブル?
音に限らず、ほかの入居者とのトラブルは、こじれる前に家主や不動産会社に相談してみましょう。原因となる人に注意してもらう際には、誰からの苦情かわからないようにお願いしておきましょう。チラシや張り紙等で入居者全員にやんわり注意を呼びかける事が多いようです。
家主に立ち退きを要求された?
入居者に非がなく、理由なく立ち退きを要求された場合は、その家主の立ち退き請求を認めなくても良いのです。ただし、建物自体の立て替えといった正当な理由がある場合、立退料、またはそれに代わるものを借主は請求する権利があります。立退料の相場は、『礼金+仲介手数料+引越し代金』あなたが損にならない金額をもらいましょう。